朗読と私
- 2023年11月18日
- 読了時間: 2分
時刻は午前1時過ぎ。
明日、と言っても日付は変わり今日ではあるのだが、小学生を対象としたお話会に参加する事となった。
仕事の前日は酒を控えるようにしているので、中々寝付けず現在にいたっている。
それにしても、大勢の人の前で朗読をするのは何年振りだろうか。ナレーターを志して養成所へ行っていた時が最後になるので、かれこれ9年かそれぐらいになると思う。
自分のナレーターとしての基盤というか、下地になっているものはやはりこの朗読にあると思っている。
ただ綺麗に読むだけでなく、今の状況や感情を相手にどう伝えるか。
例えば、楽しい場面では少しライトなトーンで軽やかに読んでみる。
緊迫した場面では息遣いが伝わる様に、少し声をこわばらせて読んでみる…。
そういった様々な試行錯誤をして自分の中での正解を探していた時期があったからこそ今に繋がっているように思う。
しかし、どんなにそういったある種のテクニックを覚えたとしても、親が子の為に語りかける読み聞かせなどには到底かなうはずはない。
テクニックに溺れ、なんとなく読める気になって本当に大事なものを忘れているのではないだろうかと、ふと自分を戒める気持ちになる時もある。
嘘じゃない、本当の気持ちを伝えられるように、これからも同じような事を考えながら、朗読していくのだろうと思う。



